今週末は英検試験日でした
今週末は英検の2019年度第一回検定日でした。
受験された学生さん、お子さんを見送った保護者さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
苦手な方にとっては、本当に厄介な科目、それが英語です。一度遅れてしまうと、なかなか取返しがつきません。
英語は2つの柱、「単語」「文法」で成り立っているとよく言われています。英単語を覚え、文法を理解することが得点に繋がるのは今でも変わりません。しかし、保護者の皆さまが学生だった頃に比べ、会話表現にも重点が置かれているように感じます。特に小学校では英語の楽しさから始めてもらおうと会話表現が主になっています。
日本語では「ありがとう」と言われたら「どういたしまして」と返しますね。英語も同様に「Thank you.」と言われたら「You are welcome.」と返事します。英文法・英単語の範囲外のこうした表現は、英語でコミュニケーションをとる際に重要なものとなってきます。学校で学ぶ英語は実用英語には程遠いと言われていた時期もありますが、実用英語に近づけるべく学習要領も変わってきています。保護者の皆さまが学生だった頃とは、少しずつ内容が変わってきています。
先日、素敵なことをしているお父さんとお話する機会がありました。なんと、小学生のお子さんと一緒に英検5級を受けるというのです。もちろん、お父さんにとっては楽勝レベルだというお話でした。しかし、ご自身が学生時代に英検を受けたことがないことと、子供と一緒に受けることで子供のモチベーションを上げられるのではないかと考えて一緒に受けることを決めたのだとか。
別に英検に限ったことではありません。漢検や数検でも同じことです。大人が受けたって、何ら問題はないのですから。
もちろん、保護者の皆さまは勉強する時間をなかなかとれないと思います。けれど、子供と一緒に同じ試験を受けてみる、というのも、子供の自主学習のモチベーションを上げる一つの手段なのかもしれません。
漢検や数検でしたら、当教室でも受験することができますので、是非、ご一考いただけたらと思います。