復習の必要性について(小学生向け)
日々の気温の変化が激しいですが、こういうときは体調が崩れやすくなりますので、意識して気をつけましょう。服による調節や水分補給など注意したいですね。
先日、近所の小学6年生の男子から「どうして義務教育が9年もあるの? 6年で十分じゃん」という質問を受けました。そんな質問をすることからも分かる通り、その子は勉強が好きではありません。そのときは、戦前は6年だったけど、でも一部のご年配の人は中学校の分を学び直しているよ、と答えになっていない答えを返しました。
改めて考えてみると、なかなか深い質問ですね。でも、義務教育で学ぶことは、大人が子供に学んで欲しいと考えている最低限のことです。学習内容を見比べると、小学校で学んだことをもう少し深く掘り下げて中学校で学ぶことも多く、それをふまえて学ぶ内容の順序を考えてみると、復習の必要性に思い至りました。
人間は基本的に忘れる生き物です。どうしたら忘れないで済むのか、と考えると、何度も繰り返し覚え直すことが必要になります。そうすることで知識として頭に定着します。
これは学校の勉強でも同じです。小学生のときに学習した内容を、もう少し掘り下げて学習し直すことで、知識の定着を図っているのではないでしょうか。
小難しい話になってしまいましたが、簡単に言えば「復習は大事」です。中学校での学習をスムーズに理解するためには、小学校で学んだことをしっかりと自分の知識として定着させることが大事になってきます。でも、昨日や先週、先月くらいの復習なら簡単にできるかもしれませんが、去年の復習なんて、そうそうできる機会や時間を作れませんよね。
そこで夏休みの出番です。夏休みは遊んだり、旅行したり、もちろんそれで構いません。でも、何日もある時間を復習に使ってみませんか?
当教室では7月22日~8月31日の期間に夏期講習を実施しています。個別指導のため、期間中の都合の良い時間に授業を受けることができます。
自習室を使って夏休みの宿題をやっつけることもできますので、ご一考いただけたら幸いです。