今年度最初の定期テストに向けて
春から初夏にかけて特有の不安定な天候が続いていますね。毎朝、着るものにも悩む時期ですが、天気に引きずられて体調を崩さないよう、規則正しい睡眠を心がけましょう。
さて、5月から6月にかけて、中学・高校では今年度1発目の定期テストが待ち受けています。
新学年になって、しっかり授業にはついていけてますか? 予習・復習をする時間を確保できていますか?
時間がないから定期テストの直前だけ復習する、という人も多いと思いますが、実は定期的に復習をする方が結果的に必要な復習時間が少なくて済む、という話をご存知でしょうか?
よく引用される「エビングハウスの忘却曲線」では、1日で覚えたことの6割~7割を忘れてしまうという結果が出ていますが、あれはあくまで意味のない綴りを覚えたときの話です。学校の勉強では何かしらの理解や他の項目との関連性もあるので、そこまで忘れる、ということはありません。
カナダのウォータールー大学で発表された論文では、翌日に10分、一週間後に5分、一ヶ月後に2~4分復習すれば、覚えたことを100%まで取り戻せる、という話があります。それだけ、日々の復習というのは大事、ということですね。
■引用元:Curve of Forgetting(University of Waterloo)
もちろん、わからないことをわからないまま復習しても意味はありません。日々の授業で分からなかったところを、しっかり解説してもらえる場が必要です。
当教室では、定期テスト対策講座の申し込みを受け付けております。わからないままになっている点を放置せず、もう一度理解し直す機会を早めに作っておくのはいかがでしょうか?